マイポ・ヴァレーの中でもっとも高台にある「ピルケ」の畑のブドウを使用し、その中でも水はけに優れた礫質土壌の区画をこのシャルドネ品種栽培にあてています。発酵後はフレンチオーク樽で、じっくり約9ヵ月間のシュール・リー製法による熟成、さらに瓶内で6ヵ月熟成させて出荷します。

頂点まで完熟したシャルドネ品種の力強い果実味、トロピカルフルーツのようなふくよかな味わいが調和してバランス良く仕上がっており、気品が十分に醸しだされています。

カキのクリーム煮、魚のバターソテーなどにピッタリと合います。また、チーズでは例えば、白カビタイプのカマンベールや、ブリーなど、フレッシュタイプのガーリックの風味豊かなブルサン等が良く合います。
 

19世紀、スペインの名門貴族コンチャ伯爵家のドン・メルチョー氏が、世界有数のワイン銘壌地ボルドーからブドウの苗をチリへ持ち込み、ブドウ栽培に最適な気候をもつマイポ・ヴァレーにブドウ畑を開拓し、コンチャ・イ・トロ社の基礎を築きました。

そのピルケの村は今やチリワインの歴史的聖地とも言える場所で、ドン・メルチョー氏の邸宅、庭園、カッシェロ・デル・ディアブロを始めとするワインセラーがアンデスを臨む農園内にあります。

『マルケス・デ・カーサ・コンチャ』というブランド名は、コンチャ家が 1718年にスペインのフェリペ国王から授かった侯爵（マルケス）の称号から来ています。

単一畑で収穫したブドウだけを使用し、フレンチオーク樽での丁寧な熟成によって生まれる贅沢で伝統的なワイン。飲む人と栄光を友にする特別なワインにしていただきたいという願いを込めたプレミアム・ワインです。

コンチャ・イ・トロ社の最高峰ワイン「ドン・メルチョー2005年」は2008年ワイン・スペクテイター誌で世界のトップワイン100銘柄中12位にランキングされ、あの豪華客船クィーンエリザベス2世号のワインリストにもオンメニューになる等、南米のプレミアム・ワイナリーとしての地位を誇っています。 としての地位を誇っています。

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